東京商工リサーチ岡山支店によりますと、岡山県内で1000万円以上の負債を抱え11月に倒産した企業は6件でした(負債総額は2億1800万円)。前の月と比べて2件増加しましたが、4カ月連続で1桁台にとどまりました。
産業別では建設業、サービス業他が各2件、卸売業、小売業が各1件でした。
原因別では販売不振が4件、既往のシワ寄せが2件と、すべてが景気悪化の影響を受けた倒産でした。
東京商工リサーチは12月以降について、消費者の節約志向によって購買意欲が低迷し、年末商戦などでは企業業績が伸び悩むとみていて、体力の乏しい中小企業は行き詰まる可能性があると分析しています。