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岡山市の新アリーナ整備計画「ペイさせるのは非常に難しい」市民団体が差別化を図るためのアイデアを市長に提言

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 岡山市の新アリーナ整備計画をめぐって、学識経験者らでつくる市民団体が、他のアリーナと差別化を図るためのアイデアを大森市長に提言しました。

 イベント運営や旅行業の関係者、学識経験者ら約40人でつくる市民団体「おかやまアリーナ ビジネス活用共創プロジェクト」のメンバーが大森雅夫市長に提言書を手渡しました。

(岡山大学/高岡敦史 准教授)
「他の都市との競争という意味ではかなりレッドオーシャン(競争が激しい)。エリアの開発、そこに企業投資を生んでいくためにアリーナがどうあればいいのか」

 岡山市は北区野田に約280億円をかけて最大1万人規模の新アリーナを整備する計画です。市民団体は、他の都市でもアリーナ整備が進む中、競争が厳しくなっていると指摘。その上で、差別化を図るために予定地周辺の北長瀬未来ふれあい総合公園や岡山ドームと連動してイベントを開催することや健康・医療の機能を備えることなどを提言しています。

(岡山大学/高岡敦史 准教授)
「アリーナそのものの施設としての経営はおそらくペイさせるのは非常に難しい。事業者が決まった後に岡山のためになるようなアリーナになるように、その事業者の方々にインストールしながら進めていければ」

 市はアリーナの機能や必要性について理解を深めてもらおうと、3本のショート動画を新たに公開しました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「市民の皆さんにご理解をいただいてアリーナ整備の必要性を感じ取っていただければ」

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