サッカーJ1・ファジアーノ岡山は、MF・田中雄大選手(26)がJ2のサガン鳥栖へ完全移籍すると発表しました。
田中選手は早稲田大から2022シーズンにファジアーノに加入すると、ルーキーイヤーには5ゴールを奪うなど活躍し、同期入団の本山遥選手や現在オランダ1部で活躍する佐野航大選手らとともにJ2リーグ3位の原動力となりました。
その後ファジアーノ在籍3シーズンで12得点と活躍するも、2025シーズンはJ2の甲府へ期限付き移籍していて、主に攻撃的な中盤としてリーグ戦38試合(スタメン26試合)に出場し2ゴールを奪っていました。
【田中選手のコメント全文】
初めに、J1残留おめでとうございます!この1年間ファジアーノ岡山がJ1で躍動する姿を見ていつも刺激をもらっていました。
この度、サガン鳥栖に移籍することになりました。大学4年時、怪我もありサッカーを辞めようとも考えていた時に、スカウトの中島健太さんに声をかけていただき、ファジアーノ岡山で目標であったプロサッカー選手のキャリアをスタートすることができました。
ファジアーノ岡山に呼んでいただいていなかったら、今大好きなサッカーをしていなかったと思っています。だからこそ、このクラブに貢献したい、このクラブのために闘い続けたいと思いプレーしてきましたが、3年目には10番を背負わせていただきながらもなかなかそれを果たすことができなかったと感じています。
それでも、ファジアーノ岡山で過ごした時間は、大きな財産になり宝物になりました。プロデビュー開幕戦でのゴール、ファン・サポーターの皆さんの声援やメッセージ、J1昇格の景色など、ここでは書ききれないくらいの忘れられない瞬間が自分の中にあります。
本当にこのファジアーノ岡山に関わる全ての皆さんに育てていただきました。決していい事ばかりではありませんでしたが、心の底から岡山に来られて良かったと思っています。どんな形であれまた帰ってきたいと思えるような、第二の故郷になりました。自分にとってここからまた新たなチャレンジが始まります。
今の1つの目標は、自分を必要としてくれたサガン鳥栖でJ1昇格し、J1の舞台でファジアーノ岡山相手にゴールを決めて勝つことです。活躍することが皆さんへの恩返しだと思っていますし、後悔させるくらいの活躍をしたいと思います! プロのキャリアをファジアーノ岡山でスタートした選手として、ここで学んだことを糧に常に高みを目指してガムシャラに闘い続けていきます。
岡山で共に闘った選手、木山監督はじめコーチングスタッフの方々、フロントスタッフの方々、スポンサーの方々、ファン・サポーターの方々、ファジアーノ岡山で出会い関わっていただいた全ての皆さんに心から感謝しています。
ファジアーノ岡山は自分にとってこれからもずっと特別なクラブです。
本当にお世話になりました!また会いましょう!