倉敷警察署は4月25日、株式投資名目で高齢者から現金をだまし取ろうとした疑いで、東京都豊島区の自称建設作業員の男(50)を逮捕しました。
警察によりますと、男は氏名不詳者らと共謀して、資産運用会社の社員になりすまし、倉敷市の女性(81)から投資名目で現金をだまし取ろうと考えました。
4月20日から25日ごろまで複数回にわたってSNSなどのメッセージ機能でやりとりし、氏名不詳者らが「200万円以上の投資をすれば、より良い結果が得られる」などと嘘を言ったということです。
その後、4月25日に男が女性の自宅を訪れ、現金300万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
警察が女性の協力を得て「だまされたふり作戦」を実施し、現金を受け取りに現われた男を詐欺未遂の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「逮捕された事実に間違いはない。受け取ろうとしたお金が何らかの犯罪のお金であることは知っていた」と
容疑を認めています。
警察は「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」による
組織的な犯行で、男が「受け子役」を担っていたとみて捜査を進めています。
倉敷警察署管内では、4月16日にも似た手口の詐欺未遂事件が発生していて、「だまされたふり作戦」で被害を防ぎました。
警察は、不審な電話がかかってきたら出ないようにするなど、特殊詐欺に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。