岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題です。土壌のPFASの濃度を下げるため環境省が行った実証事業の結果がまとまり、99%以上の低減効果がみられたことが分かりました。
2020年から3年間、吉備中央町の円城浄水場から当時の国の暫定目標値を超える「PFAS」が検出されました。
環境省は、PFASの濃度を下げるための技術的な知見を得ようと、2025年8月~2026年2月にかけて実証事業を行いました。
具体的には、発生源とされる使用済みの活性炭が置かれていた資材置き場の土の中で比較的高い濃度だったものを大阪市の建設業、鴻池組など公募で選ばれた4社が、熱で分解したり粒子を細かく分けて洗浄したりするなど、それぞれの技術で処理しました。
環境省は5日、4社全ての処理方法に99%以上の濃度低減効果が認められたとする結果を公表しました。
環境省は「濃度の低減が確認できたことは評価できるがコストや長期間での効果などを確認する必要がある。引き続き知見を集めたい」としています。