岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題です。町の公費で行う住民への2回目の血液検査について、町が3年後となる2027年度に実施することを検討していることがわかりました。
吉備中央町が11月4日に住民らとの協議会で説明したものです。
この問題は、2020年から3年間、岡山県吉備中央町の円城浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたものです。
町は2024年11月から、希望者を対象に全国では初めてとなる公費負担での血液検査を実施していました。
町は次回の血液検査について、3年後となる2027年度での実施を検討しているとしています。これまでは5年後としていましたが、住民の不安を和らげるため早める方針にしたということです。