2026年夏は飲食料品の値上げが相次ぎそうです。7月だけでも2500品目を超える値上げが予定されています。
(松木梨菜リポート)
「こちらの棚にある全ての商品があすから値上げとなります」
民間の信用調査会社帝国データバンクによりますと、7月の食料品などの値上げは2566品目にのぼります。平均の値上げ率は11%です。
値上げされる品目の4割以上を占めているのが「パン」。大手メーカーを中心に一斉に値上げとなります。
(グランドマート/岡本和恵 取締役)
「小麦も輸入してきているものがメインだと思うので、そのあたりで今回(中東情勢)のことで輸入が滞ったというところも大きいと思います」
さらに即席麺などの加工食品も1000品目以上が値上げされます。
(松木梨菜リポート)
「今回の値上げでは、袋入りのこうした即席麺の価格は据え置きますがカップ麺のみ上げるというメーカーもあります」
カップ麺の値上げには原材料の高騰のほかに、中東情勢の悪化による「容器代の高騰」も大きく関係しています。
大手メーカーのカップ麺を比べてみると、同じシリーズでも大きさによって値上げ率が異なります。
小さいものは約4%の値上げですが、大盛は約10%。メーカーによると、容器代のコストアップで容器が大きいほど値上げ率が高いとしています。
この値上げの波は8月以降も続くとみられています。
(グランドマート/岡本和恵 取締役)
「食品だと7、8、9月はものすごい数が来てみんな完全に疲弊しているという状態」
(買い物客)
「困ります。(Q.どうやって過ごす?)安いものを買う目玉商品を買うとか」
今後の値上げの見通しを見てみると、8月は1900品目ほど、そして9月は3000を超える品目が値上げとなりそうです。
2026年1月~11月までの値上げ品目数は、判明しているだけで合わせて1万5000品目近くにのぼり、帝国データバンクは年間で「2万台」になることも想定されるとしています。
石油製品の供給不安や円安による輸入コストの上昇などで、食料品でも値上げせざるを得ない状況が続くとみられています。