海や川など自然の中で行われる長距離水泳競技「オープンウォータースイミング」。その第一人者として世界で活躍するアメリカ・ロサンゼルスのスティーブン・ミュナトネスさん(63)が7月1日、小豆島を1周する約80kmの遠泳を達成しました。
ミュナトネスさんは、これまで日本の津軽海峡やニューヨークのマンハッタン島などをはじめ世界38カ国で自然の中を泳いできました。2005年には世界オープンウォータースイミング協会を立ち上げ、現在もオープンウォータースイミング界を牽引しています。
ミュナトネスさんは約40年前に旅行で小豆島を訪れ、自転車で島を一周したことがありました。そのときに「いつか泳いで一周したい」と感じ、夢をかなえるため今回の挑戦を決めました。
遠泳は6月26日にスタ-ト。台風の影響で波が高く、厳しいコンディションの中で始まりましたが、5日間にわたって1日約15kmを3時間半から4時間半かけて泳ぎ進みました。
そして、最終日の7月1日。午前11時半に木香の浜を出発し、残る約2.5kmを泳いで、土庄町のエンジェルロードにゴールしました。
ゴール後、ミュナトネスさんは「小豆島はパーフェクト・アイランドです。景色がきれいで、雨が降っても海の底の魚や海藻などが見えました。島の皆さんもあたたかく優しく迎えてくれました。皆さんに感謝したいです」と遠泳を振り返りました。
40年越しの夢をかなえたミュナトネスさん。次なる挑戦は2027年、「四国1周の遠泳」の計画を立てているということです。