9月25日、岡山市北区の岡山後楽園で「名月鑑賞会」が開かれます。
「中秋の名月」を愛でる毎年恒例の行事で、この日は、午後9時半まで開園します。いにしえの夜空に思いを馳せながら、操山の稜線から昇る月を、ゆっくりと眺めることができます。
琴や尺八などの演奏が行われる他、裏千家と武者小路千家による茶会(有料:茶席券は前売り販売のみ)も開かれます。また、1700円で秋の食材や三色団子が入った「お月見弁当」を販売しています。詳細は岡山後楽園のHPで確認してください。
「岡山後楽園と中秋の名月」
岡山後楽園によりますと、江戸時代、歴代藩主の多くが園内でお月見を楽しんでいました。
1689年(元禄2年)、築庭を命じた池田綱政が「お月見」のため、現在の延養亭(藩主の居間)の原型にあたる「御茶屋(おちゃや)」に来たという記録があり、これが最初のお月見と考えられています。
また、1705年(宝永2年)に描かれた絵図「月出之図(つきでのず)」には、「延養亭」から操山方面を見た場合に、中秋の名月や十三夜の月がどのように昇るか記録されています。
延養亭から眺める、操山からのぼる月は、「借景」が保存されているため、市街地でありながら、建物に遮られることがありません。