岡山市の岡山後楽園で、キンモクセイの花が咲き、園内に良い香りを漂わせています。岡山後楽園によりますと、例年より10日ほど遅い開花で、夏の猛暑が原因ではないかということです。
キンモクセイは秋になると、だいだい色の花を咲かせます。春のジンチョウゲ、夏のクチナシとならんで日本の三大芳香木(庭木)に数えられ、近くを通るだけで甘い香りを感じることができます。中国原産で、江戸時代に日本に持ち込まれたとも言われています。
岡山後楽園には、現在、キンモクセイと同科同属のギンモクセイも咲いていて、岡山後楽園は、併せて楽しんでほしいとしています。