香川大学が瀬戸内の海洋研究や教育活動に使ってきた「調査船」カラヌス。初代は1973年に完成。1979年には2代目、そして2001年から現在まで3代目が使われてきました。そして25年の時を経て、12日、新型のカラヌスがお披露目されました。今回は、「アート」な調査船です。
香川大学と東京藝術大学が設計から協力して作った、4代目の調査船「カラヌス4」です。
側面には星座が描かれているほか、高松市の庵治小学校の児童による波のアートも特徴的です。
(荻津尚輝リポート)
「船の2階に上がることもできます。この場所は美しい瀬戸内海を見ながらインスピレーションをわかせたり、絵を描いたりすることができるアートデッキとなっているんです」
香川大学と東京藝術大学は、アートと科学を組み合わせて課題解決を図るプロジェクトを進めていて、このカラヌス4は、その一環です。
12日は、東京藝術大学の日比野克彦学長や香川県の池田知事らが船に仕上げのペイントを行いました。
総トン数は19t、建造費約4億5000万円は文部科学省の補助金(地域中核・特色ある研究大学強化促進事業[J-PEAKS])を活用しました。
(香川大学/上田夏生 学長)
「科学者だけではなく、アーティストの視点から真新しい発見や地域の皆さんへの発信の強化を一緒に取り組みたい」
カラヌス4は海洋調査やアート制作に活用されるほか、2028年の瀬戸内国際芸術祭での活用も目指しています。