ワールドシリーズ制覇を決めたメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャース。優勝パレードの準備は進んでいるのでしょうか。スタート地点のロサンゼルス市庁舎前から報告です。
(力石大輔記者報告) パレードの準備は着実に進んでいて、スタート地点はブロックごとに規制されています。バリケードも奥の方まで見え、準備万全といったところです。
(Q.どんなパレードになる予定なのか?) 交差点を右折して直進の上り坂を上っていく形になります。
この辺りは公官庁が多く、進めば進むほど音楽ホールなどもあるエリアに変わっていきます。日本でいうと歴史ある横浜市の馬車道のような感じです。
このコースは1.6キロですが、45分かけるということです。2階建てバスなので、皆さんゆっくり大谷翔平選手の表情を楽しむことができます。盛り上がること間違いありません。
(Q.ロサンゼルスは金曜日で平日だが、人は集まるのか?) 大丈夫です。確実に集まります。数万人から数十万人が来るのではないかと言われています。
というのも、NBAのレイカーズが優勝した時のパレードでは50万人が集まったと言われています。この辺りも交通まひに陥るだろうということで、オフィスの人はリモートワークを推奨されているレベルです。
(Q.大谷選手をドジャース入団から1年間、世界一まで取材をしてみて、大谷選手が現地にもたらした変化はどのように感じているか?) ファンにいつも話を聞くのですが、これが英会話学校だとするなら、この1年で最高のものになっています。
なぜなら「大谷選手の取材ですか?」「日本のメディアですか?」「話をしよう」「一緒に応援しよう」とファンが声を掛けてくれるため、英語力が上がっているのではないかと思います。
正直なところ、どうしても見えない人種の壁というのを感じる時があります。ただ、それを取っ払っているのが大谷選手なのではないかと感じることがあります。そういう意味では野球、ドジャースを超えて大谷選手がアメリカ社会を変えつつあるのではないかとも思います。