インドネシア東部で火山が噴火し、噴石が周辺の村を襲いました。家屋が倒壊するなどして少なくとも10人が死亡しています。
インドネシア国家防災庁によりますと、フローレス島のレウォトビ・ラキラキ山が3日深夜に噴火しました。
火山灰や噴石などが周辺の村まで及んだため複数の建物が燃えたり、倒壊したりし、これまでに10人の死亡が確認されたということです。
倒壊した家屋の下敷きになっている人がいるとみられ、捜索活動が続けられています。
現地当局はレウォトビ・ラキラキ山の警戒レベルを引き上げ、地元住民や観光客に対して半径7キロ以内での活動を控えるように呼び掛けていて、約1万人が避難をしています。