パキスタンの駅で自爆テロとみられる爆発があり、少なくとも26人が死亡、50人以上がけがをしました。
現地メディアによりますと、南西部バルチスタン州・クエッタの鉄道の駅構内で9日、爆発がありました。
当時、列車が出発する直前だったため、駅には多くの利用客がいて、少なくとも26人が死亡し、50人以上がけがをしたということです。
パキスタンからの独立を目指す反政府過激派組織「バルチスタン解放軍」が犯行声明を出しています。
バルチスタン州ではこの組織によるテロ事件が相次いでおり、今回の爆発は自爆テロとみられています。
事件を受け、シャリフ首相は「罪のない無防備な市民を傷付けるテロリストには、大きな代償を払わせなければならない」と非難しました。