ロシアのプーチン大統領は、相互の軍事支援を規定した北朝鮮との戦略パートナーシップ協定の批准文書に署名しました。
プーチン大統領は9日、北朝鮮との「包括的戦略パートナーシップ条約」の批准文書に署名しました。
条約には有事の際には軍事的に支援し合うことが盛り込まれていて、事実上の軍事同盟の復活だと指摘されています。
アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは、この条約には北朝鮮軍をウクライナとの戦闘に派遣する秘密条項が含まれていると報じています。
プーチン大統領は先月、衛星画像がロシア国内に北朝鮮軍がいることを示しているとの記者の指摘について否定しませんでした。
北朝鮮軍のロシア国内での動向は明らかになっていませんが、ウクライナのゼレンスキー大統領は、北朝鮮軍はすでに戦闘に参加し、損害を受けていると発言しています。