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お好み焼きの名店 客との「距離」で外国人を魅了 わずか15cmの“ライブ感”が大好評

経済

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 ご当地「鉄板焼きグルメ」が続々と東京に進出しています。外国人が魅了される理由には、客との「距離」が関係しているようです。

■お好み焼きの名店 外国人を魅了

 熱した鉄板でいただく熱々の焼きそばに、フカフカのお好み焼き。聞いているだけでソースの香ばしい味がしてくるような音。

 東京の玄関口、東京駅にあるお好み焼き店。麺やキャベツなどの具を何層にも重ねた広島風お好み焼きが東京で味わえます。過去には、ミシュランガイドでお好み焼き店として初めてビブグルマンを獲得した名店です。

 マレーシアから来たデイビットさん(47)とアンジェリーナさん(40)。日本スタイルの鉄板焼きに興味津々です。

店員 「ご自分で切って下さい」 アンジェリーナさん 「自分で切るんだ」

アンジェリーナさん 「お好み焼きは私たちの国にもある。でも基本的には冷凍食品で、すでに調理されてる」

 本場・広島風お好み焼きに初挑戦。

 できたてほやほやをパクリ。

デイビットさん 「麺が中に入っていると思わなかった。野菜だけだと思っていた」

■鉄板焼き 客との「距離」で魅了!

アンジェリーナさん 「興味深い。食べる前に作る過程を見られるなんて」 デイビットさん 「キン、キン、キンってエンターテインメントみたい」

 目の前ですべての調理工程が完結する日本の鉄板焼きが人気を集めています。

 東京にはまだまだ驚きの鉄板焼きとの距離がありました。

 東京・西葛西にある神戸発の焼きそば専門店。今年夏、東京にオープンし人気です。

 売りは、牛すじとこんにゃくをじっくりと煮込んだぼっかけ。そのぼっかけを混ぜた焼きそばを目の前で。

大阪出身 70代の客 「神戸の長田といったら有名、ホルモンのね。すじとこんにゃくを甘辛くほどよく煮てる」

 それだけではありません。なんといってもこれ。

焼き職人 「大きな鉄板で一気に仕上げるのでライブ感。そこは感じてもらえるかなと思う」

 店がこだわり抜いたこの近さ。その距離なんと約15センチ。

 この鉄板で自慢の焼きそばなど、様々な鉄板料理を楽しめます。

韓国 チョンさん(48) 「とても興味深い。すぐ前の食べ物を食べれてとても熱い。熱い状態で食べられる。いいね」

 日本だけではなく、世界中から注目される鉄板焼きは今後も目が離せません。

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