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伊東選手「世間に誤解を与えた」と損害賠償を請求 女性側は争う姿勢 東京地裁

社会

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 性被害を受けたという嘘の告訴をされたとして、サッカー日本代表の伊東純也選手(31)らが告訴をした女性2人に対して損害賠償を求めた裁判で、女性側は争う姿勢を示しました。

 伊東選手を巡っては今年1月、女性2人が大阪市内のホテルで伊東選手らから性被害を受けたとして大阪府警に刑事告訴しましたが、大阪地検は8月、「嫌疑不十分」で伊東選手を不起訴処分にしました。

 訴状などによりますと、伊東選手側は女性らの嘘の内容による告訴が報道されたことで複数のスポンサーから契約を打ち切られたなどとして、女性2人に約2億円の損害賠償を求めています。

 東京地裁で今月26日に開かれた第1回口頭弁論で、双方の代理人による意見陳述がありました。

 伊東選手側は「あたかも準強制性交を行ったかのような誤解を世間に与えた」「結果的に日本代表から離脱することになった」と主張しました。

 一方、女性側は「被害申告に虚偽はなく、性被害を受けたことについて確信を持っている」と争う姿勢を示しました。

 次回は来年1月に非公開の審理が行われる予定です。

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