大統領選挙でトランプ氏が勝利して以降、アメリカの企業が多様性などを重視する姿勢を見直す動きが広がっています。
アメリカの小売り大手のウォルマートはDEI=多様性・公平性・包摂性に関する取り組みを縮小すると発表しました。
これまで納入業者らと契約を結ぶ際に多様性を推進するため、人種や性別などを考慮していましたが今後は見直すということです。
また、LGBTQを支援するイベントへの参加なども見送る方針です。
トランプ次期政権を見据えるなか、アメリカ企業では保守系の団体からの圧力でこうした多様性などを重視する方針を修正・撤回する動きが広がっています。