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ロシア国防省 ウクライナが新たにATACMSで領内攻撃 更なる報復攻撃を示唆

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 ロシアはウクライナがアメリカ製の「ATACMS」ミサイルで新たにロシア領内を攻撃したと明らかにしました。

 ロシア国防省は26日、ウクライナが「ATACMS」ミサイルで過去3日間に2度、西部クルスク州にあるロシア軍の施設を標的にした攻撃を行ったと発表し、ミサイルの残骸とする画像を公開しました。

 2度の攻撃で計13発が発射され、そのほとんどを撃墜したものの、一部が着弾し、防空システムのレーダーや空港施設が被害を受け、けが人も出ているということです。

 ロシア国防省は報復攻撃を準備していると明らかにしました。

 ウクライナ軍は先週、アメリカのバイデン政権の方針転換を受け、欧米が供与した長距離ミサイルによるロシア領内への攻撃を開始しました。

 これに対し、ロシアは報復攻撃として、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」でウクライナを攻撃し牽制(けんせい)しましたが、ウクライナはATACMSのほか、イギリスから供与された長距離ミサイル「ストームシャドー」でロシア領内を攻撃するなど、ミサイル攻撃の頻度は増加しています。

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