日本の「伝統的な酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。日本国内では酒類の消費が減る一方、海外では日本酒の人気が年々高まっています。
ロンドン中心部にあるレストラン「Counter71」ではイギリス産の食材にこだわったモダン・ブリティッシュの料理と日本酒を組み合わせて提供しています。
今回は、炭火で焼いたマスに発酵トマトのソースなどかけた一品に、三重県の純米吟醸酒を合わせました。
Counter71 オーナーシェフ ジョー・レイカーさん 「日本酒はワインよりも少し甘味を感じます。この料理は酸味が強いので、とても合うと思います。客の評価も高いです」
客 「料理との相性が抜群ですね。以前はあまり日本酒が好きではなかったんですが、絶対また飲みたいです」
去年のイギリスへの日本酒の輸出額はおよそ5億円で、10年前の2.5倍に増えています。
和食の店以外でも日本酒を提供する店が増えているほか、今年から大手スーパーで日本酒の販売が始まるなど人気が広がっています。