鳥取市の「鳥取砂丘・砂の美術館」で、新たなプロジェクションマッピングが公開されました。
色鮮やかなナポレオンの戴冠(たいかん)式がバラで埋め尽くされていきます。
音楽と共に3D映像が投影されたのは、高さおよそ10メートル、幅およそ22メートルの砂の彫刻「砂像」です。
今回で10回目のプロジェクションマッピングは、ルイ14世時代の「ベルサイユ宮殿」や18世紀の「フランス革命」など栄光のフランス史をおよそ8分の上映で表現します。
総合プロデューサー 茶圓勝彦さん 「砂像というのは彫刻なので、通常はモノクロームの世界です。そこに色と光を投影することでこんなにいきいきとした世界が見られるのかという、違った楽しみ方、そこを皆で何かを感じてもらえたら」
22日までの開催期間が終わると「砂像」はすべて崩されます。
儚くも美しい造形の美しさが「砂像」の持つ魅力です。
鳥取砂丘ではクリスマスイルミネーションも同時に開催されています。