夜空を白く染める珍しい現象が観測されました。
目撃者 「わぁ!なんてこと!」
真っ暗な空で、まばゆい光を放ち落ちていく光の筋。ロシア国内で同じ時間に様々な場所から撮影されました。
平塚市博物館 天文担当 藤井大地学芸員 「地球の大気圏に突入してきた石(小惑星)が光って見られた現象だと思います。火球ですね。流れ星は小石(小惑星)が光る現象ですが、非常に速いスピードで地球の大気にぶつかるので、光となって落下することが多いです。地上に到達していれば(隕石を)見つけられる可能性もある」
ロシアの宇宙関連施設によりますと、落下した小惑星の大きさは0.5メートルから2メートル。
人家などに被害はなかったということです。