栃木県の酒蔵では、新年のお祝い用の日本酒が完成し、出荷作業に追われています。
栃木県益子町の外池酒造店では、11月に仕込んだ日本酒の搾り作業と瓶詰め作業が進められています。
今年は夏場の猛暑で日本酒に使われる米が全体的に不良で硬くなりましたが、仕込み技術の工夫により例年並みの良い酒に仕上がったそうです。
中でも「燦爛・特醸酒」は、うまみの乗ったすっきりとした味で、女性にも人気だということです。
この日は地元の神社に納める縁起物の一升瓶として搾り立ての酒を瓶詰めし、新年用のラベルを一枚一枚丁寧に貼る作業が行われていました。
外池酒造店 外池茂樹社長 「これからですね、家族が集まったり、グループが集まったり、日本酒も伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録されたり、和食もユネスコの無形文化遺産ですから、日本酒と和食、一緒に飲んで頂きたいと思います」
新年用の日本酒の出荷は年内いっぱい続くということです。
