広島で被爆した男性が17日、高松市の小学校で講演し、児童に平和の大切さを訴えました。
(長尾昭雄さん)
「外全体が青白い光でいっぱいになりました」
95歳の長尾昭雄さんは香川県三木町在住で、16歳の時、爆心地から1.8km離れた広島市内で被爆し、大けがをしました。
長尾さんは、冒頭で被団協がノーベル平和賞を受賞したことに触れました。そして原爆が投下された直後の広島市の様子を伝え、戦争の悲惨さや平和の大切さを訴えました。
(児童は―)
「普通に生活していただけで被爆に巻き込まれるのはとてもかわいそうだと思いました」
「その悲しい歴史を忘れないようにするためにもいろんな人に広めていきたい」