DMMビットコインから482億円相当の暗号資産が流出した事件で、北朝鮮のハッカー集団が少なくとも100回以上、不正アクセスを繰り返していたことが分かりました。
警察庁によりますと、北朝鮮のハッカー集団「トレイダートレイター」は今年5月、DMMビットコインにサイバー攻撃を仕掛け、482億円相当の暗号資産を不正に流出させました。
その後の捜査関係者への取材で、「トレイダートレイター」側が、流出のおよそ2週間前からDMM社が出入金管理を委託する会社のサーバーに100回以上不正にアクセスをしていたことが分かりました。
3月からこの会社の社員と接触を続け、流出の機会をうかがっていたとみられます。