13日朝もカメラマンの目の前に…。冬眠しないクマの出没が各地で相次いでいます。
■相次ぐ“冬眠しないクマ”
警察 「クマがいます。クマがいます。付近の人、気を付けて下さい」
緊張が走ったのは、午前8時ごろの秋田市。所々雪が積もる田んぼにクマが現れ、住宅街の方に向かっていったのです。
撮影したのは付近に住む秋田朝日放送のカメラマンです。
秋田朝日放送 佐藤克樹カメラマン 「朝出社しようと思って(家を)出たところ、パトカーが巡回していてクマがいたという状況。今シーズン(クマの出没が)すごく多いと感じた。海沿いだが、そういったところまで出るのだと驚きはある」
最低気温はマイナス3.1℃。冬眠していなかったのか、それとも何かの拍子に目覚めてしまったのか。市内では12日も目撃が相次いでいました。
北海道でも…。雪が降りしきる9日午前1時すぎの小平町。画面左奥を見ると…街角を黒い影が移動しているのが分かります。ヒグマです。
別の防犯カメラには、その姿がはっきりと捉えられていました。
近くに住む人 「警察にも映像を見てもらって(体長は)大体1メートルという話」
この日の最低気温はマイナス5.0℃。凍てつく寒さのなか、活発に動くクマの存在に住民は恐怖を募らせています。
近くに住む人 「映像を見た時は本当にびっくりした。ちょっとおっかないですよね。食べるものがなければクマも山に戻っていくと聞いたので、とにかく食べ物を外に置かない」