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「中国は最も強力で危険な敵」米国務長官候補のルビオ上院議員が強硬姿勢

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 アメリカのトランプ次期大統領が国務長官に指名したルビオ上院議員は「中国は最も強力で危険な敵だ」と指摘し、中国に強硬な姿勢を示しました。

国務長官候補 ルビオ上院議員 「中国は弾圧、嘘、詐欺、ハッキング、窃盗といった方法で超大国の地位を手に入れた。彼らは我々と自国民の犠牲の上に成し遂げたのだ」

 「対中強硬派」として知られるルビオ氏は15日の上院の公聴会で「中国は最も強力で危険な敵」だと指摘し、不正な手段で超大国になったと厳しく批判しました。

 また、中国が台湾に侵攻すれば高い代償が伴うと信じさせることで中国の行動を抑止する必要があると強調しました。

 ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、戦争を終わらせる必要があるとしながらも停戦には双方が譲歩する必要があるとし、難しい作業になると述べました。

 ルビオ氏はトランプ氏が掲げる「アメリカ第一」と歩調を合わせる形で「アメリカの国益を何よりも優先することは孤立主義ではない」と指摘し、戦後の秩序は時代遅れであるばかりか今や有害だとして見直しを求めてきました。

 トランプ氏が指名した他の閣僚候補とは異なり、ルビオ氏は超党派の議員からの支持があります。

 人事が承認されれば、キューバ系移民を両親に持つルビオ氏はヒスパニック系で初の国務長官となります。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2025

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