障害児の自立支援などを行う岡山市にある事業所が、市の給付金1900万円余りを不正に受け取ったとして市から事業所の指定を取り消されることになりました。
2月28日付けで事業所の指定が取り消されるのは岡山市南区芳泉の「放課後等デイサービス サブセコ」です。
市によりますと、この事業所は2022年11月から2024年6月にかけて、勤務している保育士の数や利用者の数を水増しして市に報告し、市からの給付金合わせて約1920万円を不正に受け取りました。
市の抜き打ち調査で発覚しました。
市の聞き取りに対し事業所の運営会社は、「従業員に少しでも良い給与を払いたかった」と不正受給を認めていて、「全額返還する」と話しているということです。