栃木県大田原市で80代の姉弟の住む住宅が全焼する火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
16日午後3時半ごろ、大田原市湯津上で「近くの家から真っ黒い煙が出ている」と近くを通りかかった人から110番通報がありました。
警察や消防などによりますと、ポンプ車など5台が出動し、火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅が全焼し、焼け跡から性別や年齢の分からない2人の遺体が見つかりました。
この家には80代の姉と弟の2人が住んでいて、火事の後連絡が取れていないということで、警察は遺体がこの姉弟の可能性もあるとみて、身元の特定を急ぐとともに出火原因を調べています。