近畿地方に甚大な被害を及ぼした阪神淡路大震災から17日で30年です。発生時刻を迎えた神戸市から報告です。
(古川昌希アナウンサー報告) 神戸市の東遊園地では、会場に入りきれないほどの大勢の人が集まり、朝早くから竹灯籠(とうろう)や紙灯籠に火をともしています。
地震が発生した5時46分には黙祷(もくとう)が行われました。
大学3年の男性(20) 「30年の長さと重たさを感じている」
母親と妹を亡くした兵庫・高砂市から来た人(53) 「(母と妹は)焼け死んで骨だけになって、自衛隊の人が骨を集めてくれたけど、片手に乗るほどしかなかった」
宝塚から来た人 「きょうも車でこっちまで来たが、高速道路、ひっくり返ってた横通ったり、よくここまで復興できたたなと思う」
震災30年の今年は例年より多い7万人が訪れるとみられています。
夕方には再び、灯籠に火がともされ午後5時46分に黙祷が行われる予定です。