フジテレビ社員の中からも第三者による厳しい調査を望む声が上がるなか、港社長らも出席する社員説明会がまもなく開催されます。
■フジテレビ社内からも“厳しい声”
日本民放連の会長。会見後半では、フジテレビの副会長としても答えました。
フジテレビ 遠藤龍之介副会長 「大谷翔平さんのお宅の問題だったり、やっぱりフジテレビは傲慢(ごうまん)なんじゃないのという意見がネットにもあふれているし、私の耳にもそういうことは心配してくださる方から入っておりました。背景にはそういうことがあったのかなと」
フジテレビを巡っては厳しい声が相次いでいます。
親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の社外取締役でキッコーマン取締役名誉会長の茂木友三郎氏が取材に応じました。
キッコーマンの要請により、1社提供している長寿番組「くいしん坊!万才」の26日の放送見送りが決まっています。
フジ・メディアホールディングス社外取締役 キッコーマン取締役名誉会長 茂木友三郎氏 「非常に残念ですね。何やってんだという感じですよ」 「(Q.調査はどうあるべきだと思いますか?)完全に第三者(委員会)でやらなくちゃいけませんね」
調査方法については23日午後、フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」が臨時の取締役会を開き、日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を検討しています。
フジテレビ社内からもアナウンサーが番組内で「徹底的に社内を洗いざらい調査してほしい」と発言するなど、厳しい調査を望む声が上がっています。
そして午後5時半、まもなく社員への説明が行われる予定です。説明会では、フジテレビの嘉納会長と港社長の口から説明があるといいます。そこでは社員からの意見や質問も受け付けるということです。
フジ・メディアホールディングス会長 フジテレビ会長 嘉納修治氏 「(Q.取締役会ですが…?)ごめんなさい、ちょっと急いでいるので」 「(Q.社員にはどのように説明しますか?)…」
まもなく始まるフジテレビ社員への説明会で何が語られるのでしょうか。