北朝鮮メディアは、北朝鮮のミサイル総局が戦略巡航ミサイルの発射実験を25日に実施したと報じました。金正恩総書記が立ち会ったということです。
26日付けの労働新聞によりますと、北朝鮮のミサイル総局が25日、海上対地戦略巡航誘導型ミサイルの発射実験を行ったと伝えています。
ミサイルはおよそ2時間、楕円および8の字の軌道で合わせて1500キロ飛行し、目標に命中したとしています。
金正恩総書記が実験に立ち会い、「戦争抑止の手段が完成されつつある」と評価したということです。
アメリカのトランプ大統領の就任以降、初めてのミサイル発射実験とみられます。
一方、北朝鮮外務省は、今月21日から24日まで行われた米韓合同軍事訓練などについて、「米国が我が国の主権を拒否する以上、超強硬に対応しなければいけない」と牽制(けんせい)する談話を発表しました。