アメリカのホワイトハウスは、期限が今月26日までとなっていたイスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの停戦合意がおよそ1カ月延長されると発表しました。
ホワイトハウスは26日、「レバノンとイスラエルの停戦合意を2月18日まで延長する」と発表しました。
2023年10月7日以降に捕らえられたレバノン人捕虜の返還交渉も、アメリカとイスラエル、レバノンの間で始めるということです。
一方で、イスラエルとヒズボラの60日間の停戦の取り決めでは、26日までに双方がレバノン南部から撤退することで合意していました。
ところがイスラエル軍は撤退せず攻撃を続けていて、レバノン保健省は、南部に戻ろうとした住民がイスラエル軍の攻撃を受け22人が死亡し、124人がけがをしたと明らかにしました。