千葉県で新たに3カ所の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認され、約54万羽が殺処分されます。今シーズン12例目となり、県内では過去最多です。
千葉県によりますと、27日午後までに旭市、銚子市、匝瑳市のそれぞれの養鶏場で死んだニワトリが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されました。
これにより、千葉県で鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン12例目になり、2020年度の11例を上回って過去最多です。
陽性が確認されたのは採卵用のニワトリの他に食肉用も含まれていて、食肉用は今シーズン初めてだということです。
県は、この3カ所の養鶏場のニワトリ合わせて約54万羽を28日から殺処分します。
これで、県内で殺処分の対象になったニワトリの割合は全体の22%に及ぶということです。