フジテレビの中居正広氏と女性のトラブルを巡る一連の問題について、経団連の十倉会長は早急に企業風土の刷新などに取り組むべきと話しました。
経団連 十倉雅和会長 「可及的に企業風土の刷新と、それを担保するガバナンスの制度改革、これをやると。第三者委員会の結論を待ってやることもあるだろうし、その前にやれることがある」
十倉会長はフジテレビに対して女性への適切な保護を第一としたうえで、「再発防止と企業風土の刷新、ガバナンス(企業統治)の改善に取り組むことが社内外の信頼回復につながる」と指摘しました。
3月末に結果が提出される予定の第三者委員会の結論を待たずに「全力を挙げて取り組むことを希望する」と強調しました。
また、CMを差し止めるスポンサー企業が相次いでいることについては「人権問題に対して嗅覚を鋭くもつことが要求されている」として、それに対応しての動きだったとの見方を示しました。