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トランプ大統領 国連人権理事会離脱の大統領令に署名 人道援助に大きな影響も

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 アメリカのトランプ大統領は、国連の人権理事会から離脱する大統領令に署名しました。

トランプ大統領 「国連には大きな期待が寄せられているが、正直なところうまく運営されておらず、役割を果たしていない」

 世界の人権問題に取り組む国連人権理事会を巡っては、アメリカはトランプ政権の1期目に離脱した後、バイデン政権になって復帰しましたが、再び離脱することになります。

 さらに、トランプ氏はUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関への資金提供を停止する大統領令に署名したほか、ユネスコ=国連教育科学文化機関への関与についても見直すとしています。

 トランプ氏は「国連の拠出金の負担が不公平で、組織が適切に運営されていない」と批判しました。

 また、アメリカの海外援助を担うUSAID=国際開発庁について、トランプ氏は不正が横行しているとの認識を改めて示しました。

 国際開発庁の職員は自宅待機を命じられ、本部ビルには人の気配がほとんどありません。

 トランプ氏から「政府効率化省」のトップに起用された実業家のイーロン・マスク氏は、国際開発庁を閉鎖するとしていて、トランプ政権が掲げる「アメリカ第一」の方針の下、今後、国連の活動や途上国での人道援助に大きな影響が出ることになりそうです。

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