ハンガリーで日本人女性が自宅で死亡し、元夫が逮捕された事件。現地警察は女性への対応が不十分だったとして、担当者らを懲戒処分にしました。
先月、ブダペストのアパートで火事があり、日本人女性(43)が遺体で見つかりました。
女性の遺体からは虐待を受けた跡が見つかっていて、アイルランド国籍の元夫(43)が計画殺人の罪で訴追されています。
女性は、警察に元夫からの脅迫や盗難被害を2回相談しましたが、警察は対応していませんでした。
11日、ハンガリーの警察当局は会見を行い、「私たちは間違いを犯した」と謝罪。女性が相談した警察署の担当者ら6人について、配置転換などの処分を行ったということです。
女性はDV被害などを現地の日本大使館にも相談していましたが、女性の弁護士は「手助けをしてくれなかった」と訴えています。