甘いものが苦手……という方でも大丈夫。香川のソウルフードでバレンタインを楽しみませんか?
(野口真菜リポート)
「ころんとかわいい、カラフルなハート型。スイーツのようにも見えますが、かまぼこなんです!」
作っているのは、高松市で大正時代からかまぼこを製造する熊野蒲鉾店です。幅広い世代に味わってもらいたいと、ユニークなかまぼこ作りに挑戦しています。
ハートのかまぼこは、魚のすり身を型に入れ、蒸して作ります。
総務省の2024年の家計調査によると、高松市の1世帯当たりの揚げかまぼこの年間支出額は全国2位。おなじみのかまぼこをこの時期らしく楽しめます。
(野口真菜リポート)
「魚の優しい味がぎゅっと詰まっています! うずらの卵が入っていて、歯ごたえもあるので満足感があります。友チョコならぬ友かま、義理チョコならぬ義理かま……など、いろんな楽しみ方ができそうですね」
(熊野蒲鉾店 5代目/熊野雄太さん)
「かまぼこ自体900年以上の歴史があるもので、次の世代に伝えていきたいということで今回ハートのかまぼこを作ってみました。かわいらしいもの、珍しいものということでご好評いただいています」
大きなかまぼこには好きなメッセージを入れることもできます。
ハートのかまぼこは3月ごろまで、合わせて約4000個販売する予定だということです。