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ネタニヤフ首相が諜報機関シンベト長官解任要求 側近の賄賂疑惑調査で利益相反指摘も

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 イスラエルのネタニヤフ首相が諜報機関「シンベト」の長官を解任する意向を固め、今週中にも閣議に諮ることが分かりました。

 イスラエル首相府は16日、ネタニヤフ首相が諜報機関「シンベト」のロネン・バー長官と会談し、今週中に解任の承認を閣議に諮ることを伝えたと明らかにしました。

 「継続的な信頼の欠如」が要因としています。

 これに対し、バー長官は「いかなる決定にも法を順守する」と応じたということです。

 地元メディアは、シンベトがネタニヤフ首相の側近2人を調査している最中にこの決定が下されたと伝えています。

 側近らに対しては、イスラム組織「ハマス」との停戦を仲介するカタールから賄賂を受け取った疑惑が持たれているということです。

 そのため、ネタニヤフ首相にとっては利益相反にあたるとの指摘もあり、解任につながるかは不透明な状況です。

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