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剥製の修繕に役立てて 津山市の博物館にファンが寄付金 写真集出版のためのクラファンで目標上回る支援集まる 岡山

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 岡山県津山市の博物館に飾られている剥製(はくせい)の修繕に役立ててほしいと、東京の写真家が14日、クラウドファンディングで集めた寄付金を贈りました。

 津山市の「つやま自然のふしぎ館」に寄付金を贈ったのは、東京都在住の写真家・村松桂さんです。

 「つやま自然のふしぎ館」は動物の実物の剥製を801体展示していますが、開館から60年以上が経ち、修復・保存が課題となっていました。

 20年ほど前から博物館のファンだという村松さんは2024年9月から、展示してある全ての剥製を載せた写真集を出版するためにクラウドファンディングを行いました。

 すると目標を大きく上回る約840万円の支援が集まり、出版経費などを差し引いた約265万円を博物館に寄付しました。

(クラウドファンディング実施/村松 桂さん)
「『つやま自然のふしぎ館』ってあまり皆さん普段は口に出していないのかもしれないですけど、愛されているんだなっていうのがわかってとてもうれしかった」

(つやま自然のふしぎ館/森本信一 館長)
「全国の方から多くのご支援をいただいて。津山市のためにもなる気がしている」

 本の出版は、2025年12月頃を予定しているということです。

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