22日は上空の暖気や日差しによって全国的に気温が平年を大幅に上回りました。三重県の尾鷲では最高気温が25℃を超え、本州で今年初めての夏日となりました。
■気温上昇 本州で今年初の夏日
本州の初夏日は東海地方でした。気温25℃を超えた三重県尾鷲。今年、本州で初めての夏日となりました。
夏日とはいえ、旬の味覚はまだまだ春。港では三重県産の「春ブリ」を味わえる祭りが開かれました。
客 「脂がのっていておいしかったです」
この陽気で、人々の心は緩みます。厳しい冬を乗り越えた福島も20℃を超え、上着を脱ぐ人が続出。春を通り越し、初夏の装いに。子どもはかき氷とジェラートで涼を求めます。
富士山麓(さんろく)のスキー場も、周辺では気温18℃を超え、半袖姿でシュプールを描きます。
■いきなり初夏の陽気…桜の開花は
この陽気となればソメイヨシノ開花が待たれますが、22日の開花宣言はおあずけ。ですが、待ちきれない人も…。
桜はまだ、つぼみ。ただ、その下はすっかり花見シーズンに。それもそのはず、気温は今季一の暖かさとなる23℃越え。陽気につられて酒も進みます。
ちゃんと桜をめでる人もいます。今、見頃を迎えた大寒桜が人々の心を躍らせます。
23日も暖かさは続く見込みです。