中国外務省は日本産水産物の検査結果について「現時点で異常はない」と発表し、輸入再開に向けて担当部署が、日本側と協議したことも明かしました。
中国外務省は26日、会見で日本産の水産物について「昨年来、中国の専門家が2回日本に行き、独自にサンプルを採取し、検査し、適時に結果を公表した」と述べました。
そのうえで「現時点で検査結果に異常はない」として、輸出入を管轄する中国税関総署が今月12日「日本産水産物の安全性について技術交流した」とも明かしました。「日本産水産物の輸入再開に向け進められているプロセスの1つ」ということです。
中国外務省が言う「現時点で異常はない」という内容が、何回目の調査までを指すかは不明ですが、日本の外務省によりますと、2回目の検査結果はまだ公表されていません。