宮崎市の私立大学で、教員2人が職場結婚で雇い止めを通告されたなどとして大学側を訴えた訴訟で和解が成立しました。
宮崎産業経営大学の40代の男性教授と30代の女性助教は、去年7月に結婚したことについて大学側から女性を雇い止めにすると通告を受けました。
さらに女性は配置転換、男性は降格処分を受けたため先月、大学側を相手取り地位の確認などを求める訴えを起こしました。
その後、大学側は雇い止めなどを撤回し、今月21日に和解が成立しました。
原告の女性助教 「卒業生、在校生が誇りに思える産経大、在学生にこれまで通り良質な教育を提供できる大学をともにつくっていきたい」
大学側は「良好な就労環境を整え、健全な大学運営を行って参ります」とコメントしています。