愛媛県の山火事は雨が降りましたが、鎮圧に至っていません。なぜなのでしょうか。
平成以降、愛媛県内では最大規模となった今治市の山火事。27日夕方からまとまった雨が降り、状況が変わりました。
鎮圧への期待が高まっています。
男性 「(Q.きのうの雨でようやく…?)27日、大安よ。大安の黄金の雨やったね」
指差す方向を見ると、黒く焼け焦げた山が…。
火は住宅地の目と鼻の先まで迫っていました。
農業 近藤重郎さん(76) 「雷も鳴ったしね、いい雨ですよ。あれが3日くらい前に降ったらよかったんだけどね。自然が相手だからしょうがないけどね」
そう話すのは農業を営む近藤さんです。倉庫など3棟が焼ける被害を受けました。
今治市では住宅など21棟に被害が確認されています。
28日もまだくすぶっている場所があるのか、ヘリコプターによる散水が続いています。
今治市では31日に「鎮圧」宣言を行いたいとしています。