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午前の日経平均と円相場 「トランプ関税」が影響

経済

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 9日の東京株式市場、日経平均株価は大幅に値下がりしています。

 午前の終値は8日に比べ865円安い3万2147円でした。

 アメリカのトランプ政権が、中国への追加関税を合わせて104%に引き上げると明らかにしたことを受けて、米中の貿易摩擦の激化に対する警戒感が一段と高まりました。

 このため、前の日のニューヨーク市場では、ハイテク株を中心に構成されるナスダックをはじめ、主要な株価指数がそろって大きく下落しました。

 この流れを受けて、東京市場でも取引開始直後から半導体関連株を中心に幅広い銘柄に売りが広がりました。

 下げ幅は一時1300円を超えるなど全面安の展開となり、節目の3万2000円を割り込む場面もありました。

 外国為替市場の円相場は円高が進んでいます。

 「トランプ関税」による世界的な景気減速への懸念から投資家がリスクを回避する動きが強まり、「安全通貨」とされる円を買って、ドルを売る動きが優勢となりました。

 現在は1ドル=145円台で推移しています。

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