アメリカの大手自動車メーカー「フォード」は、トランプ政権による関税政策の影響で2025年の営業利益が約2100億円減少する見込みだと明らかにしました。
フォードは5日の発表で、トランプ政権による自動車関税が利益を圧迫するとの見通しを示しました。
そのうえで、2025年の営業利益が15億ドル、約2100億円減少する見込みだと明らかにしました。
また、関税関連の不確実性のため、今年の業績見通しを撤回することも発表しました。
理由として自動車業界全体でのサプライチェーンの混乱や将来的な関税引き上げのリスクなどを挙げています。
アメリカメディアは「フォードは国内で組み立てられた自動車の割合がGMや他のメーカーよりも多いため影響は他社より小さいと予想されているが、それでも実際に受ける影響は小さくない」としています。
