岡山市の音楽ホール、「岡山シンフォニーホール」が6月から休館するのを前に施設を無料で開放するイベントが開かれました。
岡山市北区表町の岡山シンフォニーホールで開かれたイベント、「また会お！シンフォニー！！」です。
施設が無料で開放され、訪れた人たちがステージに上がって楽器を演奏したり、記念撮影をしたりしました。
（演奏した高校生）
「ずっとこのシンフォニーホールでピアノソロを弾いてみたいっていう夢があったので、ちょっとまだ興奮しています。本当にうれしかったです。貴重な体験になりました」
（宮川周三リポート）
「普段は入ることのできないステージの袖もきょうは開放されていて多くの人が訪れています。そして、こちらにはこのホールで演奏してきた著名な人たちのサインがあり、みなさん写真に収めています」
岡山シンフォニーホールや商業施設などが入る複合施設、「岡山シンフォニービル」は1991年の開館から30年以上が経ち、老朽化が進んでいます。
2025年7月からの改修工事に向け、岡山シンフォニーホールは6月から約2年間休館します。今回のイベントは改修前の姿を記憶に残してもらおうと岡山市などが企画しました。
（ステージで歌った高校生）
「自分の年の定期演奏会もすごくここで演奏したかったんですけどそれができなくなってしまってすごく寂しいので、リニューアルした後に絶対このステージで歌いたいです」
（岡山シンフォニーホール／山﨑康司 館長）
「今までとは少し雰囲気が変わったような施設になろうかと思います。2年後を楽しみにしていただければと思います」
