気象庁は宮崎県と鹿児島県にまたがる新燃岳の噴火警戒レベルを「3」に引き上げ、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石などへの警戒を呼び掛けています。
気象庁によりますと、22日の噴火を受けて23日に新燃岳の山麗を現地調査したところ、火山ガスが一日あたり4000トン放出されていることが観測されました。
前回5月の調査から急増していることが確認されました。
気象庁は火山活動が高まった状態になっているとして、今月23日午後6時30分に噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から入山規制の「3」に引き上げました。
気象庁は、火口からおおむね3キロの範囲では大きな噴石などに警戒するように呼び掛けています。
また、地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないように求めています。