厳しい暑さが続くなか、山梨県警は新たな「暑さ対策」として、送風ファンなどが付いた冷却ベストの試験運用を始めています。
山梨県警は去年の夏、警察官に暑さ対策をアンケートしたところ、冷却ベストを求める声が多かったということです。
これを受け、今年5月から冷却ベストの着用を試験的に始めました。
冷却ベストを着用した警察官 「外で交通整理や現場保存などで炎天下で立たないとならない時に、これがあると少しは楽になるかなと思います」
冷却ベストは送風ファンが付いたタイプとペルチェ素子という電気を通すと冷たくなる素材を使用したタイプの2種類があり、それぞれ20着ずつ用意されているということです。
県内12の警察署と警察本部の街頭活動が多い部署に配備されています。
9月までの試験運用中に現場の声を聞き、正式に導入するか検討するとしています。