亡くなった母親の遺産3700万円を高松市に寄付した男性に市が感謝状を贈りました。
高松市の大西市長が、寄付をした市内の69歳の男性に感謝状を手渡しました。
男性と、東京都に住む弟(67)は、2025年1月に91歳で亡くなった母親・松崎和子さんの遺産のうち3700万円を寄付しました。
遺産などを自治体などに寄付した場合、相続税から控除される「相続寄付」の制度を利用したものです。
生前の母の遺志を継いで使い道を指定し、2000万円は高校への入学が経済的に困難な生徒の保護者への助成金に。
1700万円は、高松市平和公園に合葬式墓地を整備するための費用に充てられます。
(相続寄付した男性[69])
「91歳から60代への相続金が高校生に渡る、もしくはお墓を作る土木業者、建設業者、現役世代に渡るというところに大きな意味がある」